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保護中: OpenConnect設定
2017-07-24 速度制限解除のお知らせ(末尾27サーバー )
・緊急サーバーの速度制限を解除しました
先週の規制に伴い、緊急に立ち上げた末尾27サーバーを速度制限を解除しました。
緊急サーバーに対して1週間、正常にアクセスできることを確認できましたので、本日、このサーバーの速度制限を解除いたしました。
・他のサーバーの状況
ただいま他のサーバーに対しても、大陸から接続ができています。ただ全地域からアクセスできるのか、または一部地域からアクセスできるのかは、区別できておりません。
特定のサーバーに接続できない現象がございましたら、お手数ですが下記コメント欄にご記載いただれば幸いです。
・Shadowsocks専用サーバーご案内
Shadowsocks専用サーバーを立ち上げました。他のVPNと同居しているShadowsocksよりも、この専用サーバーを使われますと、たとえVPN(PPTP,L2TP)サーバーに規制がかかってもShadowsocksを使い続けられる可能性が高まります。
・フォーム記入につきまして
下記フォームに次の事項を判る範囲でご記載願います。ご協力に感謝申し上げます。
(1)地域 (例:北京)
(2)端末/OS (例:Android L2TP)
(3)通信会社 (例:中国電信)
(4)繋がらないサーバー(例:末尾99)
2017-07-19 Shadowsocks専用サーバーのお知らせ
Shadowsocksが使えなくなった理由
Shadowsocksは規制に強いのにもかかわらず,先日の大規模なVPN規制のときにPPTP,L2TPと同様に使えなくなりました。
原因はShadowsocksが,VPNと同じサーバーで動いていたためです。
今回の規制はIPレベルでかけられていました。その為,同じIPアドレスをもつShadowsocksにも繋がらなくなりました。
社内テスト用のShadowsocks専用サーバーについては,北京からなんの影響もなく接続できていましたので,Shadowsocksそのものには規制がかかっていないと推測されます。
Shadowsocks専用サーバーの情報
今回,Shadowsocks専用サーバーを立ち上げました。ユーザーページでアドレスをご確認いただけます。
この専用サーバーを使っていただきますと,VPN規制にはかかりにくいと思われます。
2017-07-19 末尾36サーバー利用可のお知らせ
昨日,お知らせしましたとおり,VPNに規制が発生しています。
今朝,緊急サーバーをリリースいたしました。加えて下記の点をお知らせいたします。
・末尾36サーバー利用可能のようです
その後,ログを確認しましたところ,末尾36サーバーにはL2TP,PPTP,Shadowsocksのいずれの方式でも,大陸から接続を受け付けていることを確認できました。
ただ,一部地域からのみ可能なのか,全土から接続可能なのかは不明です。
本サーバーには速度制限を外しています。ですので,緊急サーバーの速度で不十分の場合は,本末尾36サーバーをお試しください。
・36サーバーへのアクセスができない場合,お知らせ願います
「緊急サーバーには繋がるけれど,この36サーバーには繋がらない」ユーザー様がおられましたら,下記フォームにその旨コメントいただければ幸いです。
このサーバーを廃止すべきか,存続すべきかの判断材料にさせていただきます。
・フォーム記入につきまして
下記フォームに次の事項を判る範囲でご記載願います。ご協力に感謝申し上げます。
(1)地域 (例:北京)
(2)端末/OS (例:Android L2TP)
(3) 通信会社 (例:中国電信)
(4)接続できない旨
2017-07-19 緊急サーバー(PPTP,L2TP)のお知らせ
・PPTP,L2TP用緊急サーバーのお知らせ
昨日お知らせしました規制に対応するため,PPTP,L2TP用緊急サーバーを立ち上げました。
IPアドレスは,ユーザーログインしてご確認ください。末尾27のサーバーです。
・速度制限のお知らせ
本緊急サーバーの通信速度は,動画が見れる限度の通信速度に抑えています。
大量のトラフィックがあると,目立つためです。
・使用モニターのお願い
ユーザーの皆さまから,上記緊急サーバーにアクセスできるか,またはできないかのご連絡を必要としています。
今回の規制は,単なるIPアドレスの規制であるのか,または,VPN通信を自動的に排除しているのかを当社が知るためです。
もし,VPN通信方式を自動的に遮断している場合,サーバーを交換しても効果が無いからです。
この高度な規制がある場合には,別の対応を至急考えなければなりません。
お手数をおかけしますが,下記コメント欄に,お使いの地域,通信会社,端末,とともに接続の可否をご記入いただければ幸いです。
・Shadowsocks専用サーバーを準備中
なお,Shadowsocks用サーバーにつきましては,Shadowsocks専用サーバーを準備いたします。
従来,ShadowsocksとVPNサーバーと同じIPアドレスを使っていました。そのため,VPNの規制がIPレベルで行われた場合,Shadowsocksサーバーまでがアクセスできなくなっています。この問題を回避するため,Shadowsocks専用サーバーを準備中です。
準備ができましたら,改めてお知らせいたします。
・フォーム記入につきまして
下記フォームに次の事項を判る範囲でご記載願います。ご協力に感謝申し上げます。
(1)地域 (例:北京)
(2)端末/OS (例:Android L2TP)
(3)通信会社 (例:中国電信)
(4)接続の可否 (例:繋がりました。/接続できません etc)
2017-07-18 緊急規制情報と当社の対策予定
規制発生のお知らせ
17日夜から規制がかかりました。現状と当社の予定についてお知らせいたします。
ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしており,心苦しい限りです,
なお,末尾36 のサーバーにまだ中国からアクセス可能の地域がありますので,お試しいただければ幸いです。
なお,シャドウソックスもVPNと同一サーバーでうごいていますので,サーバーIPが規制されると接続できなくなります。
当社の予定
・明日中をめどに新サーバーを立ち上げます。
・シャドウソックス専用のサーバーを立ち上げて,今後,VPN規制の影響を受けないようにします。
取り急ぎ上記のとおりお知らせいたします。
疑問な点がございましたら,本ページ下のコメント欄をご利用いただけます。
または,お問い合わせフォームをご利用ください。
Shadowsocksではパスワードが間違っていても警告無しです
Shadowsocksは,余分な情報を出さないようになっています。
ですのでサーバーのIP,パスワード,ポート番号,暗号化方式,が誤っていても繋がらないだけで,エラーにはなりません。ただ繋がらないだけです。余分なメッセージを出さない「無口な」サーバーのためセキュリティが高いといえます。しかしユーザーの側からはわけも判らなく使えない状態が続きます。
かべネコでも,幾人かのユーザーの方が,パスワードなどの設定ミスのためShadowsocksを利用できない状態におられることがわかりました。
もし,Shadowsocksが繋がらない場合,サーバーのIP,パスワード,ポート番号,暗号化方式 を今一度ご確認願います。
必要な情報はユーザーページでご参照頂けます。
もし,Shadowsocksを利用できない方がおられましたら,お気軽にお問合せ下さい。
ShadowsocksをAndroidで使うと警告表示される理由
Shadowsocksは「プロキシ(代理)」サービスの一種であるため,サービス提供者が盗み見できる可能性があります。
かべネコVPNは,日本国総務省の届出事業者として,電気通信事業法及び個人情報保護法に基づく運用をしています。ですのでユーザーの通信内容を傍受する技術を用いていません。通信ログの提出も司法当局からの合法的な要請があった場合のみです。
しかしながら,この気になる警告の問題について解説いたします。
警告表示の例
設定画面の下部に控え目ですが「ネットワークが監視されている可能性があります」と表示されます。

警告の理由
Shadowsocksのようなプロシキサービスでは,サービス提供者が通信を傍受できる立場にいます。しかしAndroid端末は善意の業者か,悪意の業者であるかを判断できませんので,一律に警告を発します。
なお,無料のプロキシまたVPNサービスはこの為非常に危険です。
カリフォルニア,バークレー大学が調査した300の無料VPNの調査では下記の恐ろしい実体が判明しました。
無料VPN 300の内
- 84%がユーザーの通信内容を漏洩。
- 38%にマルウェアがあった。
- 18%は暗号化無しであった。
提案
プロキシではアプリを用いるため,マルウエアに感染するリスクは高いです。また他にも通信傍受の可能性があるために警告を出している可能性もあります。そこで,個人情報などをやり取りするサイトでは,VPNを用いるようお勧めします。
なお,Androidには様々なセキュリティ上のリスクが報告されています。Androidでは個人情報などセンシティブ情報を扱わないよう助言している専門家もいます。
特にAndroid端末が危険な理由(JCOMのサイト)
Shadowsocksその他VPNから銀行サイトを利用すると警告が出る場合
Shadowsocksまた他のVPNを使って銀行サイトからオンライン送金をしようとすると「攻撃の可能性があります」などのメッセージで警告を受ける場合があります。
これは,「中間者攻撃」に対する警告です。
中間者攻撃とは
銀行サイトの例では,ユーザーと銀行サイトのやり取りを,誰かが盗み見してデータをすり替える攻撃です。
そしてShadowsocksのような「プロキシ(代理)」サービスを利用した場合,まさに代理人としてサービス提供者である,かべネコが中間者の犯罪を犯しうる立場にいることになります。
つまり,当社が悪意を持てば,ユーザーと銀行サイトのやり取りをハッキングして金額,送金先を偽装できるからです。
もっとも銀行は悪意のプロキシと善意のプロキシを見分けることができませんので一律に警告してきます。
当社は日本国総務省の電気通信事業者の届出業者であります。ユーザーの通信内容を調査するのは警察等司法機関から法令に基づく依頼を受けたときだけです。
VPNでも生じ得る問題
同じ問題はVPNでも起こりえます。ですので無料のVPNの利用にはしばしば注意喚起されています。
カリフォルニア,バークレー大学が調査した300の無料VPNの調査では下記の恐ろしい実体が判明しました。
無料VPN 300の内
- 84%がユーザーの通信内容を漏洩。
- 38%にマルウェアがあった。
- 18%は暗号化無しであった。
なお,かべネコのサーバーには特定のユーザーの通信をリアルタイムで傍受する仕組みはありません。
提案
まず,無料のVPN,プロキシの利用は避けるようお勧めします。
また,PPTP,L2TP方式のVPNは,OSの機能を使うのに対して,Shadowsocksなど多くのプロキシではアプリを使うためセキュリティ上の不安が残ります。アプリがウイルス感染する恐れがあるからです。また,銀行取引などでは現実に脅威が有る無しに関わらず念の為警告を出しています。
このような場合,警告を尊重することをお勧めします。インターネットには他にも様々なリスクがあるため,Shadowsocks以外について警告している場合もあり得るからです。
銀行取り引き等で警告が出る場合,VPN(PPP,L2TP)に切り替えてご利用下さい。